ボカシ作り
ボカシ作り
誰にでもできるEM生ゴミ処理で、リサイクル!!
地球・環境・人にやさしいEMボカシ
『EMボカシ』とは、EMで有機物(米ヌカ・油カス・魚カスなど)を発酵させた資材で、いわゆる一般でいう「ボカシ肥」と同じようなものですが、嫌気状態で作製するのが特徴です。
EMとは・・・
Effective(有用)Microorganisms(微生物群)の略語です。
"共存共栄する有用な微生物の集まり"という意味です。
EMは自然界から採種し、抽出、培養した微生物です。
EMは特殊な微生物ではなく、自然界に生息分布している微生物の中から、自然界を浄化する働きや物質の生合成を行う働きを持つ有用な微生物を、人間の手によって培養させた複合微生物集団を培養液としたものです。
EMを使って出来ること!
- 微生物による土壌改良で健全な作物が育ちます。
- 微生物による発酵で生ゴミが肥料に生まれ変わります。
- 微生物による分解でトイレ、側溝などの悪臭緩和が出来ます。
- 微生物による分解で河川、海などの浄化が出来ます。
ボカシ作りの様子

EMボカシ作り1

EMボカシ作り2
EMごみ発酵堆肥の作り方
用意するもの
- EMボカシI型
- 生ゴミ
- 密閉バケツ
(いろいろな種類、大きさのものが市販されています)
作り方




- 初めてバケツに生ゴミを入れるときは、目皿の上に新聞紙を敷き、EMボカシをまきます。
敷いた新聞紙が目詰まりを防ぎ、EM生ごみ発酵堆肥をこす役割もしてくれます。
- 生ゴミとEMボカシを入れます。
生ゴミは水分を十分に切って、その日のうちにEMボカシと混ぜることがコツです。
大きい生ゴミはEMボカシを混ぜやすいように細かくします。
魚類や水分の多いスイカなどの場合はEMボカシを多めに入れましょう。
- EMボカシと生ゴミを混ぜたら、上からギュッと押して空気を抜きます。
古いしゃもじなどを使うと便利です。
空気に触れない状態で発酵させますので、内部の空気を抜く必要があるのです。
あとはフタをしっかり閉めて密封してください。
- EM生ごみ発酵液を取り出します。
底にたまりますので、そのつど取り出し水で薄めて液肥として使用してください。
1.~4. の行程をくり返し行い、容器一杯もしくは8分目あたりまで続けてください。
- 直射日光を避け、密封して1週間(冬場は2週間)程度発酵させます。
不快感のないニオイ(漬物のような)であれば成功です。
(長く保管しておくと腐敗するので、要注意)
ポイント
- 生ゴミは新鮮なうちに処理しましょう。
- 生ゴミは極力、水にぬらさないようにしましょう。
- 生ゴミはできるだけ小さく切ってください。
- 底に溜まった発酵液はこまめに抜いてください。
*(株)EM研究所様より許可を得て転載・引用しています。
リンク ボカシ作り関連
(株)EM研究所
EMボカシネットワーク
NPO法人 関東EM普及協会